「なんであんたなんで万博来たん。うちのかおり。あの娘
だけ化け物にやれてもうたんよ。７つになったばっかだっ
た。あんたがこっちにおったら化け物なんか出えへんかっ
たのにあんた自分が狙われてるて知っとったんやろ。なん
で来たんなんでかおり死ななあかんかったん。なんでなん
でかおり死んだのにあんた生きとるん。かおり何もしてへ
んのになんでかおりはもっと苦しんだんや。あんたのせい
やあんたがかおり殺したんやかおり返せ返せ離せ。
恨んだる一生恨んだるからな。」
(BRIGADOON まりんとメラン:かおりの母)
「戦争だよ。世界大戦だ。私と彼の間にあったのは何なん
だったんのだろう。友情とはそんなにも、たやすく崩れて
しまうものだろうか。絆とはこんな些細なことで切れてし
まうものなのか。私は誰にでも抱くような感情を友情と思
い込もうとしたのかもしれない。自分の寂しさを紛らわす
ために。うん。大統領なんて世界で一番寂しい職業さ」
（同作:大統領）
何故、これをピックアップして書いたのかと言いますと
ネット社会並びに人間関係において誰にでも陥りやすい
ものだからなの。
エコーチェンバーやフィルターバブルにより誰にでも
バイアスにかかりやすくまるで目に見えないものにマイ
ンドコントロールされてるかのような錯覚を覚えるから
なの。倫理的に情報に触れないと傀儡にされちゃうのよね。
SNSに触れると戦慄、慟哭、絶望の如く流れて人を殺しても
まるで何とも思わないかの如く暴言が目立つの。殺すのを
まるで楽しむかの如く殺戮が繰り返される。気を付けたい
と思うわ。もちろんこれを読んでいるあなたもね。
ねえねえ見て見て。SNSでばずったよ～
私はそんなものを見ても信じないわ。
そうか、そうか、つまりきみはそんなやつだったんだな。
そう言い放って音を立てて崩れていった。人形だったわ。
キャーーーーー、ゆ夢？
カタコトカタコト、ボロボロボロボロボロ
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